高3最後の授業でした。難関英語では、学問をするとはどういうことなのか、僕なりの学問の話をするために、ジェンダー論に関わる後期日程の問題と、森岡正博『書かれなかったジェンダー論のための前書き』を扱いました。
僕の関心はジェンダー論ではないですが、これは、生きていくとはどういうことか、学問をするとはどういうことか、人はどういう問題を抱えていてどうあるべきか、に対する僕なりの答えに極めて近接するものです。自分の文章で語らないのはずるいけれど、ぜひ大学に入る前に読んでほしい。
どうか自己を肯定するための自己否定の戦いを続けてください。その泥沼の先に、光があることを願って、僕も戦っています。人生に決着をつけるために。武運を祈っています。
得体のしれない新規の塾に来てくれてありがとう。熱心に聞いてくれて、リアクションも良くて、君たちは本当に有り難い子たちでした。信頼してくれてありがとう、未だ熟さない僕の学問について来てくれてありがとう。どうか、輝く未来を。